2013/11/07

研究科「建築設計特論演習B」講評会と特別講義

研究科「建築設計特論演習B」、学部「空間デザインE」では、長屋の改修や民家から、美術館へコンバージョンの実績のある建築家の竹原義二氏をお招きして、「民家の再生」についてお話いただくとともに、建築を学ぶ学生による、伝建地区における新しい町屋の提案について講評をいただきます。
履修生以外の学生も聴講が可能です。ぜひご参加ください。


研究科「建築設計特論演習B」
学部 「空間デザインE」

日 時 平成25年11月20日(水)4限 〜6限 
場 所 H-282・H-283
講 師 竹原義二さん(無有建築工房 主宰)
  貴志雅樹、丸谷芳正(富山大学芸術文化学部 教授)
    横山天心(富山大学芸術文化学部 講師)
聴 講 学部生および研究科生 受入可
   ※ 希望する学生はつままproject推進室(コミュニケーションルーム内)までお申し込みください。



講師プロフィール
建築家
竹原  義二  Yoshiji  TAKEHARA 



1948年徳島県生まれ。建築家 石井修氏に師事した後、1978年無有建築工房設立。
2000年より大阪市立大学大学院生活科学研究科教授。30余年の設計活動の中で、住宅を中心に150を超える作品を手掛け、近年は幼稚園・保育所、障がい者福祉施設、老人福祉施設など、住まいの設計を原点に人が活き活きと暮らす空間づくりを追求している。また近年では古い建物をリノベーションし、アールブリュット作品を展示する美術館に再生する試みを通して、時の蓄積とそこに育まれた文化に新たな価値を生み出す「きっかけ」となる設計活動を精力的に行っている。
日本建築学会賞教育賞(豊崎長屋)・村野藤吾賞(鴻ノ巣の家)・こども環境学会賞(あけぼの学園南楓亭)など多数受賞。著書に「無有」学芸出版社)、
「竹原義二の住宅建築」(TOTO出版、「エイジング・イン・プレイス」(共著・学芸出版社)、「いきている長屋」(編著・大阪公立大学共同出版会).